

ドリーム整骨院では週に一回金曜日の夜に、皆さんと一緒にランニングをしています。
2018年ぐらいから始めているので、およそ4年くらいは続いています。今回はこの「ドリームランニング」についてご紹介致します。
走ることは体に良いのか?悪いのか?
ランニンングやジョギングを話す時「走ること」に対しての意見が分かれることが、たまにあります。ウォーキングの方が健康に効果が高いよ!とか言われることもあります。
私は走ることはとても健康に良いと感じているので患者さんにもお勧めしていますが、反対に健康に悪いという意見もあります。
その反対理由を伺うと、走ることによって体内で活性酸素が増え、心臓や血管に過度な負担を与えることになるという英国の医学誌に過去に掲載された内容が根拠になっていたり、「ランナーズニー」に代表される膝関節の軟骨が擦り減るという体の消耗への危惧ということが聞かれたりします。
確かに信頼性の高い機関が調査したり大学名が出ていたりすると、一定の納得できる側面もあるのは理解できます。
でも本当にそうなのでしょうか?日本人のマラソンやジョギングをしている1,055万人の人たちは、自らの命を縮め人生のバッドエンドに向かっている愚かな人なのでしょうか?
人は自分の行動や考えを正しいものだと思っています。また思いたいものです。基本的に人はメリットしか選びません。
走りたくない人は「走ることが健康に良い」となってしまうと、今までの行動が否定されてしまうので困ってしまうものです。なので「否定派」に身を置かないと都合が悪くなります。
ここで考えて欲しいのは直接の五感を使って体験したものかどうかです。その反対するに至る情報を本で読んだから正しいとかテレビで有名な大学教授が言っていたから間違いないというのは現実とは言い切れません。
なぜなら体験が伴わないすべてのものは思い込みの要素が多く、記憶というのは都合の良いようにつくられているからです。
私が言いたいのは私自身が体験して得ることができたこと以外は、自分のポジションを守るための、または妄想で信じたいだけの仮想現実ということです。一種の仮説です。
体験をしていないことについて正しいとか正しくない、良い悪いという論争は意味が無いとは言いませんが非常に意味が薄いと感じています。
私は実際に走ってみて体脂肪率や筋肉量、基礎代謝量などが良い変化をしたことも含め、走り切る体力やタイムが向上したことも自信につながりました。
生活に良いリズムが生じたり目標を達成する充実感もありました。
もちろん時間が奪われたり躓いて捻挫をするリスクもありますが、概して精神的にもプラスの効果の方が経験を通じて、はるかに多いと感じています。
ランニングがもたらす健康効果
ドリームランニングは競技的な走りを追求するものではなく、健康を維持していくための方法論の一つという位置付けですから、小学生なども参加していて色々お喋りしながら走っています。
ペースはおよそ1kmあたり7〜8分くらいの速度で、約5kmの距離を走ります。
初めての人は5kmを走り切るのは難しいですが、少しづつ走れるようになっていきます。両側に歩道のある直線道路を周回走行しているので、たとえ完走できなくてもゴール地点が決まっているし、必ずすれ違うから基本的には大丈夫なのです。
走っていてすぐに効果を実感するのは消化管の調子が良くなることです。体幹筋が鍛えられお通じが良くなるので、ダイエット効果は大きいと思います。小腸や大腸を内臓の壁に連結している腸間膜がランニングによる「強めの揺れ」によって強化されるのです。
この腸間膜は蠕動運動という消化物を出口へと送る筋肉の反射に大きく関わっています。消化管は全長で約9メートルもある管がお腹の中にぎゅっと押し込められている形と言われています。その水溶液に満たされた密度の高い腸を強制的に上下左右に動かす訳ですから、健康の要と言われる腸の代謝が促進されるのは容易に頷けます。
また先にも挙げましたが様々な体に関わる数字の変化、姿勢や肩こりの解消、生活習慣病の予防効果もあります。ランニングと歩行の大きな違いはいくつかありますが、その一つに腕の振り幅というか強さが挙げられます。
それは体を支える重心の位置の違いから生じると言われています。体は地面に対して垂直ではなくやや前傾になるので、骨盤は締まり胸郭は開くポジションになるのです。すると肩甲骨の滑走が促されて肩周りの血流も向上するのです。
そしてストレス解消にも大きく関わっていると感じます。ストレスは万病の元です。
そのストレスにも色々な種類がありますが、ストレスの原因になる種が、主に運動不足だとも言われています。
つまり運動をすることで健康的にストレス対策ができるのです。
一見すると逆に思えますよね。体を動かすから疲れてストレスになるという捉え方です。でも多くの人は体を気持ちよく動かした時の清々しさも知っている筈です。どちらが正しいというのは難しいですが、ランニング後はモヤモヤした気持ちがスッキリすることを私は経験から知っています。
それこそランニングの健康効果を検索して調べてみたら、実に多くの情報が得られるはずです。走るというとってもシンプルな行動を起こすことは誰でもできることなのですが、意外に簡単ではありません。人はやらない言い訳や正当化する能力だけは歳を追うごとに上手になっていきます。
ドリームランニングは誰でも気軽に走るきっかけになって欲しいし、一緒に気持ちの良い汗を流す仲間になりましょう!という集まりなのです。
走ることは自分を精一杯に生きること
なんとなく健康のために軽く走り始めたことが、今はしっかりとした自分自身のライフスタイルに変化を遂げてきました。個人的には距離やタイムを計測できるウェアラブル端末を着けてから確実な一ヶ月ごとの目標(50km以上)になり、達成する充実感も嬉しいし、年齢を言い訳にしない自信や自己肯定感にもなっています。
人に健康を指導をしている人間が暴飲暴食で運動不足の不健康な生活をしていては、言葉に説得力がないし信用もされません。もちろん走ることだけが健康に良いルーティンでは無いので何を選択しても自由ですが、走ることは単純に辛い部分もあるのでなかば修行にも近いマインドにもなり、自分の限界に挑戦しているような感覚もあります。
走っている最中は無になるというか難しいことは考えられず、頭の中はシンプルに整理されます。
特に長生きしたいという生命に対しての執着もないのですが、今生きている自分の精一杯の体力や気力を十分に発揮したいという感じです。作家の村上春樹さんも同じようなことを言っていた気がしますが、その気持ちはとてもよく分かります。
あるランナーのお客様はほぼ毎日10km走っているという凄い方もいるので上を見たらキリが無いのですが、私も地道に走ることを継続していきたいと思っています。
「歳だから衰えるのは仕方がない」、「酒でも飲んで好きなものを沢山食べて嫌なことは忘れよう」、「病気や死に抵抗しても無駄」という謙虚そうな開き直りでもない、医者や薬に依存する形でもない、大切な体をきちんとした形で大事にしていく取り組みです。
靴とウェアさえあれば誰でもできるランニングです。一人だとなかなか続かなくても一緒に実践する仲間がいたら続けられることも世の中にはあります。ドリームランニングは子供でも参加できる気軽な運動です。雨天時は中止ですが毎週金曜日の夜に走っているので、一緒に走ってみたいという方はご連絡くださいね。
4 コメント. 新しいものを残す
とても参加になりました!体感することが大切だと思いました。
コメントありがとうございます。つい体を怠けさせてしまいますが、動くことに徹するのも良いですよね。
ドリームランニング!すみこさんからFBを通じて聞いておりましたが、走ることっていいことだらけなんですね!(私は、やせたいです(笑))体験に基づいてのお話なのでとても説得力があり、とても読んでて勉強になります。
コメントありがとうございます。ランニングもたまにやると気持ちいいですが、また山登りにも行けたら良いですね。