

絵本(Picture book)
絵本とは、その主たる内容が絵で描かれている書籍の一種。絵画(イラストレーション)を主体とした書籍のうち、物語などテーマを設けて文章を付与し、これを読ませるものである。
ウィキペディア(Wikipedia)で調べると、絵本はこのように定義付けがされていました。
ドリーム整骨院では月に一回、大人向けに絵本の読み聞かせを開催しています。
絵本の世界
「え・・・? 絵本? なんで・・・?」
絵本に興味のない方や、くだらないと思っている人は、ここから先は読まなくていいと思うのでスルーしてくださいね。
絵本は幼児や児童向けの内容のものが実際に多いですが、大人が読んでも読み応えのあるものや大人対象の絵本もあります。
でもこちらで開催している読み聞かせでは、一般的な子供向けの絵本や紙芝居を使います。
……………….きっと、あなたはこう思うことでしょう。
「大の立派な大人が子供向けの絵本など読んで、満足や感銘を受けるはずはないだろう」と。
もちろん、そうかもしれません。
いや、きっとそうなのでしょう。
文字もページも少なく、内容が薄く、子どもが喜ぶ物語からは、何も得られるものはないんじゃないかと思うのは、ある意味とても正常な思考発想だと思います。
とうぜん私もそう思い、否定はしないまでも、とても…………軽んじていました。
絵本と小説の違い
なぜなら私は読書が好きで、Kindle Paperwhite という専用ブックリーダーも所有しているほど活字が好きなのです。
でも一回はお付き合いであったとしても参加してみようと思い、 そわそわと参加してみました。
あーーー・・・なるほどーーー・・・
「案ずるより産むが易し」とはこのことです。参加する前に抱いていたその誤解というか、認識の相違は、簡単に払拭されました。
というよりも読書家的な趣向感と絵本から得られる満足感とは全然バッティングする概念はないし、むしろ絵本はコミュニティ重視のとても素朴な文学だなぁと感じました。
絵本マスター
絵本の読み聞かせをしてくださる方は蔵王町にお住まいの村上さんです。
約10年間に渡り小学生への読み聞かせをしている、経験と実績のある絵本マスターのご婦人です。
慣れているとはいえ、その臨場感あふれる読み方で、その絵本を盛り上げてくれます。
また村上さんは趣味でオカリナを演奏しているので、絵本の始めや終わりにはオカリナも3~4曲演奏して頂き、一種独特な雰囲気にもなるのです。
実際4〜5冊の絵本読み聞かせと演奏を併せても、一時間あれば十分に終わります。
シェアの効用
でも大人への読み聞かせでの最大のポイントは、終わってからの感想をシェアするところにあると言っても過言ではありません。
どの絵本の内容が一番印象に残っているのか、どんなことを感じたのか、あるいは納得できなかったのか、など自由に一人一人にお話を伺います。
するとけっこう面白い感想や解釈が出てくることが多いのです。
たとえば…………絵本が自分の過去に起きた何かと内容がリンクしたり、昔には気付かなかった捉え方を理解することができたり、大切なことだけど忘れていた感情を思い出したり、など不思議な感じがあったりします。
無秩序に起こったできごとが、時間も場所も飛び越えて繋がり、納得できたりすると、気持ちは高揚したりするものです。
また単純に、自分はまったく心に響かなかった絵本でも、別な方はとても感動していたりすると、情緒的に豊かな時間に思えたりもするのです。
感情のシェアであり、ディスカッションです。
絵本というコミュニティ
ディスカッションとは、俗にいう討論ではなく、あるテーマについて、複数の人々が意見交換を行う前向きな話し合いのことです。
それを持ち寄りの美味しいケーキやお紅茶などを嗜みながら、ゆるい感じで行うのです。
正解や間違いはなく、自由闊達な交流です。
小説などと違い、内容がシンプルなゆえに、いわゆる歌謡曲でいうところのサビやブレークポイントが、ほぼ一つか二つくらいしか絵本にはないので、話の的がブレないというか絞りやすいのです。
敷居が低い分、誰でも遅れることなく、容易に話し合いに参加しやすいのです。
そのシェアも含めて、二時間で終わるようになっています。
今回参加された60代男性の方の印象的な感想があります。
小学校4〜6年の時に担任の先生がよく黒板に板書されていたという言葉が、今回の「ぼくはなきました」という絵本を読んでいて思い出されたというのです。
「人皆に美しい種子(糧)あり、明日何が咲くや」という言葉。
50年の時を越えて記憶によみがえり、少なくなってきている自分を大切にする心や、自分を誇らしく思える気持ちを、再確認するような感覚になりました。
ちなみにその先生はもう亡くなっているのですが、村上さんが住んでいる地域の方だったようで、その先生の功績が素晴らしいという評判もあったため、村上さんの弟さんはその亡くなった先生のファーストネームを名付けられたようです。
シンプルなほど難しい
絵本のほとんどは、もちろん子供向けに作られた内容ですが、作っているのは大人です。
余分な贅肉や説明はそぎ落としている、シンプルな絵本だから良いのです。
シンプル・イズ・ベストです。
もちろん毎回読まれる作品も変わるし、参加される方々も違うので、そこに起こるハーモニーは一様ではありません。
有機的で対抗発生的です。
すみません。
余計に分かりずらいですね(汗)
子どもの頃の懐かしい気持ちになってみたい方や、日々のストレスで精神をすり減らしている方、オカリナの演奏を聴いてゆる〜い感じでディスカッションしてみたい方はご連絡くださいね。
絵本は良いですよ❤️
最後まで読んでくださって有難うございます!
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