

白鳥神社とは村田町民には馴染みの深い神社です。
全国各地に分社がある有名な神社で、白鳥になったといわれるヤマトタケルノミコトを祭神とするものが多い、由緒正しい神社です。
県内でも有数の由緒ある格調高い神社
大正天皇の御成婚を祝って開園した「相山公園」の南端部分に神社は位置しており、相山にある村田第一中学校に通う時に私は白鳥神社の横を通り抜けて通ってもいたし、地元の人の散歩コースにもなっています。
毎年お祭りやお神輿もあり露店も出る為に、子ども達にとっては嬉しい場所にもなるし、どんと祭なども行われるているパワースポットです。
2011年3月に起きた東日本大震災の影響で、灯篭や鳥居が倒れましたが本殿や拝殿には大きな損傷はなく、橋などの修復も経て現在に至っています。
「奥州の蛇藤」と呼ばれる藤の木や樹齢3,000年と言われるけやきの木があったり、小さいながらも奥ゆかしい場所でもあります。
その神社に私はちょくちょくお参りに行きます。
それはこの地にずうっと昔から住む人々に大切に護られてきた場所でもあり、祈りが込められた場所でもあり、大切な時に集う場所だったという事に「敬意」を持っているからです。
もちろん神社参拝に対して否定的な見解を持っておられる人がいる事も存じています。靖国神社参拝などは海外からも戦争を美化する愚かな行為だと攻撃されてもいます。
でも宗教儀式的な意味での行為ではなく、先祖や先達を敬い地域の発展や無病息災を単純に願うランドマーク的な意味で私は訪れています。
なので滞在時間も入り口に車を止めてお参りし戻ってくるまで3分くらいです。でも一種の凛とした空気感を感じれたら、何となく自身の汚れみたいなものが清まるような感じも受けることができます。
大地と一緒になる グランディング
そして木を触って帰ってきます。地球とアースする感覚です。
先日行った時に木を触ったら木に保護色の蛾が止まっていました。その見事な同一色というか一体感に小さな驚きがありました。もしかして私の先祖が来てくれたのかなどと思いながら写真に収めました。余談ですが蛾の研究者が蛾は今も進化しているという内容がありますが、羽の鱗粉の模様を考えても不思議な生き物だと私も思います。
そして帰る途中に不思議な木の葉が上空から落ちてきました。何が不思議かというと早足の私の右斜め前にクルクルと綺麗な回転を伴い落ちてきたのです。とても規則正しいキリモミ回旋で芸術的でした。四つの葉がチョットだけズレながらヘリコプターの翼の様にバランス良く広がり、中央に付いてある実がアンカーの役割をするかのように、重心をとる絶妙な感じだったのです。
心を落ち着けること
一瞬は通り過ぎましたが2秒ほど考え3歩ほど戻り、その葉を拾い上げました。そしてその場で手から地面に落としてみると、可愛い回転を3秒くらいして着地したのです。
蛾といい落葉樹といい、たまたまのタイミングで私の目に泊まり、ちょっとした感情の起伏を起こすことに寄与した訳です。
どちらもただの偶然な自然現象ですが、面白いなぁと感じました。
目に見えるものと不思議なタイミングの間には、面白い好奇心が横たわっている気がします。